Ateliers de Paris Designers

Atelier Pelpell

インテリアデザイナー・Céline Pelcé とGéraud Pellottieroは、卒業後すぐ、2人でAtelier PelPellを創設しました。美術大学のEcole Boulle在学中に出会ったスキルと専門的知識は、彼らの創作、デザインの基本テーマとなっています。実際に職人たちと働く経験を積み、彼らのアトリエで製品のディテールや仕上げを追及してきました。また、これらの経験に基づき、ワークショップや文化イベントという形で、異業種の人々と共同で、実験的な試みにも取り組んでいます。
www.pelpell.com

Pierre Charrié

Pierre Charriéは、国立デザイン学校のENSCI - Les Ateliersを卒業後、いくつかの事務所で働きながら、工業デザイン・家具デザインにおいて着実に経験を積んできました。現在は、Ligne Rosetや Galerie MICAといった多くのメーカーやギャラリーと協働し、さまざまなプロジェクトを通じて、新しい音響デバイスやインタラティブな製品の開発に、コンセプトの立上げ段階から関わっています。彼は、環境や身体と製品との間の相関関係に興味を持っており、感覚的要素を工業製品のデザインに組み込む活動を行っています。また、Création de la Ville de Paris においてグランプリ(シニアデザイン部門)を受賞しました。
www.pierrecharrie.com

Pauline Krier and Alexandra Lucas

Pauline Krierは、アートと工芸に興味を持ちながら、家具装飾技術を学んで21歳で独立しました。デザイナー兼修復家として、独特の視点から人間の暮らしに着目した彼女は、ウイットの効いたユーモアのセンスがあり、作品を通して、生活、習慣、精神の問題に取り組んでいます。
www.paulinekrier.com

本プロジェクトで協働したAlexandra Lucasは、イラストや想像上のキャラクターにひらめきを得た珍しいものを多くデザイン、創作しています。彼女が作り上げる世界観は、静か、失礼、冷笑的、はたまた詩的だったりする、想像上の生き物によって表現されており、主に金属を用いて創作を行っています。
www.alix-loca.com

Unqui Designers - Esther Bacot and Arnaud Lecat

Unqui Designersは、2011年に4人のデザイナーによって創立されたインダストリアルデザイン事務所です。創作に対する情熱と、既存の価値観に対して挑戦を続ける姿勢が、メンバーのモチベーションの源になっています。ユーザーの知覚体験や、エコシステムの分析に基づいたデザイン手法を採用しており、多くの工業デザインプロジェクトや調査プロジェクトにも参画しています。2011年には革新的なキッチンを考案しEmile Hermes賞を受賞、2015年には学校用家具をデザインしJean Prouve賞を受賞しました。
www.unquidesigners.com

Studio Monsieur


Manon Leblanc とRomain Diroux により2012年に設立されたStudio Monsieurは、主に家具やオブジェなどのデザイン、加えてウインドウディスプレイや空間デザインなど幅広く行っています。彼らは、工芸品と工業生産品の製造過程に注目しており、様々な工程の中で試行錯誤を重ねながら、素材・線・色が特徴的な作品を生み出してきました。Studio MonsieurはCréation de la Ville de Paris においてグランプリ(ジュニアデザイン部門)を受賞しました。
www.studiomonsieur.com

Sika Viagbo


Sika Viagboが代表を務めるAtelier Lilikpóはモザイクの装飾品をデザイン、創作しています。モザイクは古代から伝わる技法ですが、Sika Viagboは、インテリア装飾をもオートクチュールファッションと同列にみなし、独自の世界観を表現してきました。彼女のモザイクは単なる装飾ではなく、インテリアの「衣装」の一部となります。現代的で革新的な彼女のモザイクは壁面だけではなく、床や天井にも施され、古典的な生地や柄にインスピレーションを得たデザインは、影などを巧みに用いた奥行きを表現しており、革のような意外な素材にも挑戦しています。
www.atelierlilikpo.com

Céline Thibault

Céline Thibaultは、国立デザイン学校のENSCI - Les Ateliersの学位を持っています。彼女は学生時代にインドを訪れた際、クラシックバイクの Royal Enfieldを通じて初めてオートバイの世界に出会いました。帰国後、この新しい世界をもっと追求したいと感じていた時、幸運にもオートバイやそのネオ-レトロ文化に対する思いを共有できる仲間と出会いました。これをきっかけに、彼女は一流ライダーたちをターゲットにした、バッグやスカーフのデザインプロジェクトを立ち上げました。

AC/AL Studio - Amandine Chhor and Aissa Logerot

Amandine Chhor とAïssa Logerotは、国立デザイン学校のENSCI - Les Ateliersを卒業後、それぞれエルメスなどのデザイン事務所でキャリアを積んできました。2009年から2012年にかけ、2人は、カンボジア、モロッコ、カメルーンなどの発展途上国において、共同で環境に優しいクラフト技術を使用した現代デザインに携わり、その後2013年にパリで自分たちのデザインスタジオを立ち上げました。材料、工芸品、工業生産過程に着目し、シンプルで使い勝手の良いオブジェや家具を生み出しています。プロダクトから空間まで幅広いスケールの企画に携わり、エレガントで無駄のないラインが、彼らのデザインの特徴となっています。
www.ac-al.com

Christophe Lhote

Christophe Lhoteは、ジュエリーデザインを専攻した後、フランス・Toulon にある美術学校で美術の基礎を学びました。その後パリで技術に磨きをかけ、独自の限定シリーズの高級宝石の販売を始めました。2014年に自分のアトリエを設立し、初めてのコレクション開発に携わりました。彼は、創造とは、スタイル、ボリューム、カラー、エピソード、はかなさ、コーディネートなどのバランスだと考えています。彼は自身の仕事を「喜びを描くこと」と表現しています。
www.christophe-lhote.com

Sophie Poupaert

Sophie Poupaertは2008年に美術大学のEcole Boulleの工業・家具デザイン科を卒業し、2013年、L’Accent du m(企業や職人のユニークなノウハウ、製品、ブランドに着目したデザインに取り組むスタジオ)を共同創設しました。そして、新しい知識の習得を目指して夜間講習などに通いながら、2016年はじめ、モーションとグラフィックのスタジオ「aert」を創設しました。物事の細部にまで気を配る彼女のデザインモットーは、新たな世界を発見すること、想像の力で人々を動かすこと、人々を驚かせたり、笑顔を届けることです。
www.aert.fr