Ateliers de Paris Designers

Astrid Hauton

Astrid Hautonは、ENSI - Les Ateliers校で学んだ後、ベトナムへ拠点を移し、3年間現地企業とともに現代的な工芸品開発に携わり、数人の現地デザイナーとともに、ハノイ・プノンペンを拠点とする、短期間限定のデザインスタジオ「Future Living Studio」を運営しました。パリに戻った後、シンプルな製造工程・誠実なデザイン・そして耐久性にこだわった、日用品のコレクションを自身で開発しました。また、共同ワークショップ「TechShop-Ateliers Leroy Merlin」でも様々な発明的なプロジェクトをサポートしました。プロダクトデザイナーの役割を通じ、工芸と工業とを結ぶ架け橋となることを目指して活動しています。
www.astridhauton.com

Désormeaux/Carrette

Désormeaux/Carretteスタジオは、フランス人デザイナー・Nathanaël DésormeauxとDamien Carretteが、2人で共同設立しました。彼らは、家具、照明、雑貨、インテリア、展覧会空間などを含む、幅広い分野のデザインを手掛けており、素材や製造過程に配慮した細やかなアプローチが特徴的です。立体製品の視覚的側面(グラフィックデザインなど)にも注目しながら、デザインに取り組んでいます。
www.desormeauxcarrette.com

Lily Alcaraz & Léa Berlier

Lily AlcarazとLéa Berlierの2人は、DuperréとENSCI-Les Ateliersを卒業後、2009年、それぞれの知識と研究実績をもとに起業しました。手工芸から工業的技術まで多岐にわたるノウハウを生かし、主にファッションや装飾分野のテキスタイル企業とのコラボレーションをして、テキスタイルコレクション発表、生地を使ったインテリア空間提案、そしてさまざまな分野に応用できる布の柄や織物の創作に携わっています。手織物のスペシャリストである2人は、自らも織機を使ってさまざまな生地を織り上げる他、色や素材を研究し、オーダーメイドの製品開発も行っています。
www.lilyetlea.fr

Théophile Besson

Théophile Bessonは、Saint-Etienne(セイント・エティエンヌ)にあるEcole des Beaux-Arts(美術専門学校)卒業後、まずエルメスに入社、その後パリ市の運営するインキュベーション施設・アトリエドパリで1年間経験を積み、2008年に個人事務所を設立しました。既存の創作分野の境界を飛び越え、アートとデザインを融合させた取組みを行っており、一つ一つの作品を作る上で、工芸職人のノウハウ(フランスのリモージュ、リスボンの陶芸産業、水牛の革など)と、自分自身のクリエイティビティを組合せ、イノベーションを起こしています。
www.theophilebesson.com

Pierre Charrié


Pierre Charriéは、国立デザイン学校のENSCI - Les Ateliersを卒業後、いくつかの事務所で働きながら、工業デザイン・家具デザインにおいて着実に経験を積んできました。現在は、Ligne RosetやGalerie MICAといった多くのメーカーやギャラリーと協働し、さまざまなプロジェクトを通じて、新しい音響デバイスやインタラティブな製品の開発に、コンセプトの立上げ段階から関わっています。彼は、環境や身体と製品との間の相関関係に興味を持っており、感覚的要素を工業製品のデザインに組み込む活動を行っています。また、「Grand Prix de la Création de la Ville de Paris(パリ市のクリエーショングランプリ)」に おいて大賞(シニアデザイン部門)を受賞しました。
www.pierrecharrie.com

Atelier Pelpell

インテリアデザイナー・Céline PelcéとGéraud Pellottieroは、卒業後すぐ、2人で、Atelier Pelpellを設立しました。美術大学のEcole Boulle在学中に培ったスキルと専門的知識は、彼らの創作デザインの基本テーマとなっています。実際に職人たちと働く経験を積み、彼らのアトリエで製品のディテールや仕上げを追求してきました。またこれらの経験に基づき、ワークショップや文化イベントという形で、異業種の人々と共同で、実験的な試みにも取り組んでいます。
www.pelpell.com

Élise Fouin

Élise FOUINは、Ecole Boulle校で金細工と家具デザインの2つの学位を取得した後、デザイナーとして独立。製品の形状よりも素材に重きを置いており、デザインをする際、様々な実験を通して素材の性質、製造過程にまず着目します。人間の触感に訴える素材の性質を理解した上で、繊細な手法で、その性質を引き出すようなプロダクトを開発しています。空間デザイン、 製品デザイン、家具デザインなどの分野で、陶芸家、家具職人、大工、照明メーカー、高級ブランド、大規模小売店など、多様な異分野の人々と関わり活躍しています。
www.elisefouin.com

Sophie Dalla Rosa

Sophie Dalla Rosa は、「Grand Prix de la Création de la Ville de Paris(パリ市のクリエーショングランプリ大賞)」の2007年受賞者で、ニットの技術を応用した創作に取り組んでいます。ストラスブールのArts Décoratifs(工芸学校)を卒業後、小石などを芯にして毛糸で編み包んだ不思議な形の彫刻作品や、同じ技法でアクセサリーなども制作しています。彼女の作品は、フランス語で「petits riens」、「parasites」あるいは「curiosités」と呼ばれ、「自然や都市環境の解釈に影響を与える小さな創作」を意味しています。
www.sophiedallarosa.com